花の家Eグループ バーチャルお花見
感染症の状況は未だ予断を許さない状況であり、日々の支援においても様々な制約を受けているのが現状です。そのような中、私達花の家Eグールプ支援者一同は、なんとかご利用者の方々に季節を感じていただこうと、新しい生活様式の中で一つの試みを実施しました。名付けて「バーチャルお花見」。タイトル通り、大型ディスプレイでオンライン上の桜を楽しむ企画ですが、細部にも工夫を凝らしました。まず、アウトドア感を出すためにグループ室内の床にレジャーシートを引き座卓の上に食事を並べて楽しむスタイルにしました。食事のメニューについても、レジャー感を演出するため、フランクフルトとアメリカンドックにお花見の定番?であるサンドウィッチとちらしずしを加えた豪華ラインナップとしました。室内には、「尾根緑道」の桜並木と菜の花畑の写真を大きく飾りつけました。「お花見」当日、桜の枝が飾られたグループ室の入り口を通り抜けると、そこには桜並木の下で、お花見を楽しむご利用者の姿がありました。一足早い春の到来を感じさせる中、少しばかり多目に用意された食事も、ご利用者の皆様はあっという間に完食されました。
支援とは日々の発見と学習の積み重ねと考えますが、このような試みのきっかけとなった昨今の状況は、新しい支援スタイルを発見するよい機会になったと前向きに捉えています。最後に、このような唐突な企画に対して、誠心誠意取り組んでいただいたEグループの全支援者の皆さんに感謝します。